達也と太一が選んだ場所は、室内では最大規模の大きさを誇る東京ドーム。
ドーム内に2台の高所作業車を設置し、達也が地上10mからボールを落とし、50mの高さで待ち構える太一がキャッチする作戦。
地上10mの高さから達也がすっとびボールを落とすと、一番上のスーパーボールが勢いよく真上へ上がった!
グングンと飛距離を伸ばすスーパーボール!
しかし、わずか及ばず太一までの距離は約5m…!!
さらに衝撃に耐えきれずスーパーボールが割れてしまうという結果に終わってしまった。

このままでは終われないと、後日、リベンジに燃える、達也と太一。
すっとびボールを、さらに飛ぶようにするためには…
太一「重たくしていこうよ」
より大きなスーパーボールを作り、衝突の威力を強めることに。
そこで、二人がやって来たのは前回もお世話になった、埼玉県川口市にあるゴム製品製造工場「東都ラバーインダストリー」。
早速、柴田社長と技術主任の小笠原さんに直径30cmのスーパーボールが作れないかと、相談してみるも、30cmのスーパーボールを作る金型がないという。
達也「型がないのか」

柴田さん「川口市は鋳物の街だから金型から作れば」
川口市は駅の看板も鋳物で出来ているほど鋳物が盛んであり、1000年前から仏像や鍋などを作っていた。
30cmのスーパーボールの金型を作るべく、訪れたのは鋳物で船のエンジンなどを造っている「不二工業」。
早速、スーパーボールの金型に合わせて砂を固め、鋳型を作る。
次は、熱して溶かしたアルミを鋳型に流し込む。
その温度は700℃。達也が慎重にアルミを流し込んでいく。
アルミが冷めたら鋳型を砕き、湯口などの余分な部分を取り除き研磨。
太一「よっしゃー!」
これで30cmのスーパーボールの型が完成した。