上下の肉の厚さとふくらみ、鮮やかで健康的なシワ、さらに上向きの口角、すべてにおいて女将さんたちを唸らせたキスマーク。
この唇の持ち主は、地元主婦の寺嶋さん。
寺嶋さんを含めた三人の唇の審査をお駒会の皆さんにして頂く。
まずは、ラケットを手鏡に持ち替え、気合十分の杉山から。
杉山「自分の唇より大きめに塗って、口角を上げます」

ワールドクラスのキッスは、自身も納得の出来栄え。
ただし、二度押しで色むらが出てしまったのが、減点対象か。
続いて、青春時代に思いを馳せる四十路男、城島。
城島「その時が、毎回ファーストキスだと思っている」
胸を高鳴らせて、押した唇は、淡くて薄いキスマーク。
そして、チャンピオン寺嶋さんのスタイルは、まさに熱き接吻。

テーブルに置いた台紙に、直接、唇を押し当てる。
口角の部分が多少ズレたものの、その出来栄えはさすが。
そして、誰のものかは明かさず、別室でお駒会が審査。
まずは城島の唇、バランスが悪い、男らしくないなど、惨々な評価。
続いて、女らしさを意識した杉山の唇は、男性的で若くないと微妙な反応。
最後、チャンピオンの唇は、セクシーリップとなかなかの評価。
だが、結果1位となったのは、なんと杉山の唇。
女将「男性的で思い切りの良いキスマーク」