さらに、玉ねぎには日照時間が重要。
村松さん「日が長くなると生長が激しくなる」
玉ねぎは温暖な気候を好むが、ここ浜松は、2011年の平均日照時間が全国1位。
そのため、太陽を沢山浴びながら、甘くて水々しい白玉ねぎが出来ていく。
そして、白玉ねぎを植える幅、つまり間隔にも村松さんのこだわりが。

見せてくれたのは、村松さんお手製の道具。
白玉ねぎの苗を植える時、これを使えば最適な幅で印をつけられるという。
商業高校出身、会社勤務時代も経理を担当していた理数系の村松さん。
得意の計算能力を使って導き出した間隔は!?
林さん「13cmで、10アールあたり29858本(白玉ねぎが)獲れる」
その独特の計算方式には、さすがに三人とも着いて行けず…。
そして、さっそく収穫のお手伝い!

ちなみに、DASH村の玉ねぎは、葉が枯れたように倒れて来たのを目安に収穫を行っていた。
それは葉からの養分が実に行ききった証だが、白玉ねぎは、まだ上の葉が青いうちに出荷する。
村松さん「置いておくと鮮度が落ちる」
白玉ねぎの場合、葉が倒れるまで待つと水々しさが失われ、実も固くなってしまう。