さらに、ここ高知でしかとれない竹があるという。
文字通り虎模様が入った“虎斑竹(とらふたけ)"は、日本でもここ須崎市しか生えない珍しいもの。
その希少性と美しさから、高級品とされている。
虎斑竹の長さも10m。
さらに太く長い竹があるかもしれないと、江戸時代から整備されているという竹林へ。

と、気になった、ひときわ高くそびえ立つ竹。
実はこれ、日本には約600種類の竹があるが、その中で最も大きく長い竹、“孟宗竹(もうそうだけ)"。
長さ15m、太さは15cm程度まで成長する。
丈夫で耐久性があることから、高級車「レクサス」のハンドルにも使われている。
そこで、出来るだけ巨大な孟宗竹を探して、山の奥へ。

すると、長瀬が群を抜いて巨大な竹を発見。
長瀬「この竹結構太いよ」
長さは20mくらいあるか?
社長「かなり大きいですね」
この竹を使って水鉄砲を作るべく、ノコギリで切り出すことに。
この太さなら100倍の大きさの水鉄砲も作れるかもしれない。
竹の成長速度はとても早く、わずか3か月で20m以上になることも。
昔話「竹取物語」のかぐや姫が、3か月で美しい女性になり、故郷の月に帰っていったのは、この成長になぞらえたとされている。