2013年3月3日(日)/30分枠  24:50〜

社長の息子 「跡継ぎゼミ」の1年

制作=読売テレビ

国内企業の多くが直面しているといわれる後継者不足問題。この状況を打開しようと、昨年、兵庫県西宮市の大学で開講されたのが、社長を親に持つ息子と娘が参加する「跡継ぎゼミ」だ。ゼミに参加した池本武司くんは、神戸市西区で創業120年を超える老舗醤油屋の長男。従業員8人の零細企業だが、昔ながらの味を代々守り続けてきた。しかし不景気などの影響で、醤油以外の商品に手を伸ばさざるを得ないなど現状は厳しい。長男としていずれは自分が継ぐと、ぼんやり考えていた池本くんは、ゼミを通じて家業を守ることの難しさを初めて気づかされる。家業と父親に初めて真剣に向き合った彼が選んだ選択とは?自らの宿命に悩む息子とそれを見守る父親の姿から、「夢」と「仕事」を見つめなおす。
ナレーター:原田知世
=再放送= 3月10日(日)11:00〜「BS日テレ」/3月10日(日)18:30〜CS「日テレNEWS24」
2013年3月10日(日)/55分枠  24:50〜

3・11大震災 シリーズ 命の砦…災害医療 石巻市立病院の教訓

制作=日本テレビ

津波に襲われ患者、医師、看護師ら450人が孤立した宮城県・石巻市立病院。ライフラインは途絶え、150人の入院患者の中には重症者もいる。命をつなぎ止めようと奮闘した医師たち、家族の安否もわからぬままに患者に尽くした看護師の献身。災害派遣医療チームDMATが到着したのは震災3日目の3月13日。聞いていた任務は術後患者1名の転院搬送。しかし、目の当たりにした状況に、到着したDMATの医師は決意する。病院を丸ごと脱出させなければ…前例のない作戦には様々な壁が立ちはだかった。組織を超えて、病院脱出は成し遂げられる。その当事者たちが語る真実。震災から2年、この搬送作戦の教訓は、次なる大災害に備え、命の砦となる医療体制に活かされている。
ナレーター:松本光生
=再放送= 3月17日(日)11:00〜「BS日テレ」/3月17日(日)18:00〜CS「日テレNEWS24」
2013年3月17日(日)/30分枠  24:50〜

3・11大震災 シリーズ 10年後のボクらは… 震災を生きる高校生たち

制作=テレビ岩手・ミヤギテレビ・福島中央テレビ

東日本大震災から2年。あの日を心に刻んで「ここで生きていく」と決めた被災地の高校生たちがいる。自らが生き延びたことの意味を問い続け、ボクシング、そして「高校生平和大使」の活動に情熱を燃やす岩手県の女子高校生。悲惨な状況を目の当たりにして「こども記者」として、震災の爪あとが色濃く残るふるさとの現状を伝えようとする宮城県の男子高校生。かつて東京電力への就職を夢見ながら、原発事故を契機に母校の教壇に立つ事を目指す福島県の元高校球児。2年を経て、今、湧き出る思いがある。そして、思い描く10年後の自分の姿とは?岩手・宮城・福島の放送局の共同制作による被災3県の高校生たちのストーリー。10代後半ならではの瑞々しい感性を持った彼らの言葉で紡ぐ。
ナレーター:無し
=再放送= 3月24日(日)11:00〜「BS日テレ」/3月24日(日)18:30〜CS「日テレNEWS24」
2013年3月24日(日)/30枠  24:50〜

もう死なせない 児童虐待対応班の270日

制作=福岡放送

この日、保護した女児には、たばこを押しつけられた火傷や殴られた痕が10か所以上あった。保護者から日常的に虐待されていたのだ。福岡市の「こども総合相談センター」虐待担当の河浦龍生さん(61)は、17年間子どもの虐待などに対応してきたベテランだ。「子どもが虐待されているのではないか」そんな通報から家庭を訪問。家族から話を聞き、今後の対応を考える。改善がみられない場合は強制的に子どもを保護する“職権保護”の判断をしなければいけない。「あなたを殺してやる!と母親から罵声を浴びせられこともあります」そう話す河浦さん。命を左右する現場で、少しでも多くの子どもの笑顔を取り戻そうと奮闘する河浦さんの姿を追った。
ナレーター:杉山裕子
=再放送= 3月3日(日)11:00〜「BS日テレ」/3月3日(日)18:30〜CS「日テレNEWS24」
2013年3月31日(日)/30枠  24:50〜

最後のタクト 魂がゆれた!合唱団の30年

制作=福井放送

全国で跡を絶たないいじめや自殺。そんな悲劇を生まないためには、自分を認め、他人も認める関わりあいが大切だ。結成30周年を迎えた「福井ソアーベ児童合唱団」。教員だった坪口純朗(すみお)さん(80)と妻・晴美さん(75)が「生きる喜びを味わってほしい」と設立。純朗さんが指揮者、晴美さんが伴奏者として率いてきた。赤ちゃんから大人まで参加するこの不思議な合唱団には、団員の多くが「自分の居場所」と語る豊かな人間関係がある。しかし去年春、純朗さんに末期のがんが宣告され、秋の演奏会をもって解散することが決まった。入院もせず、最期まで痛む腕を振り続けた純朗さんと、演奏会にむけて歌に想いをのせる団員たち…。自分の居場所を見つけた子どもたちと、坪口夫妻の30年の軌跡。
ナレーター:濱田 岳
=再放送= 4月7日(日)11:00〜「BS日テレ」/4月7日(日)18:30〜CS「日テレNEWS24」
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