2015年6月7日(日)/30分枠  24:55〜

3・11大震災 シリーズ(62) それでも作り続ける 〜福島“原発避難区域”のコメ作り〜

制作=福島中央テレビ

福島県内では原発事故のあと放置されたままの農地が広がる。原発から10キロの富岡町の農家・橋本fさん(63)は「先祖代々の土地を次世代へ」と、避難区域内でコメ作りを再開。しかし、そのコメは備蓄米となり市場に出ることはない。根強い風評の中、橋本さんは「いつか孫に自分のコメを食べさせたい」と話す。一方、原発から30キロの川内村に移住した大阪出身の福塚裕美子さん(29)は作り手不在となった水田でコメ作りを開始するが、そこに待ち受けていたのは厳しい現実。「私にできることはもうない…」一体、何が彼女を追いつめたのか?原発事故から4年…避難によって放置された農地を誰が守り、どう農業を続ければ良いのかを問う。
ナレーター:小山茉美
=再放送= 6月14日(日)11:00〜「BS日テレ」/6月14日(日)7:00/24:00〜CS「日テレNEWS24」
2015年6月14日(日)/30分枠  24:55〜

KOIに恋して 世界へ売る! “泳ぐ宝石”

制作=福岡放送

「泳ぐ宝石」と評され、一級品は数百万円で取り引きされるニシキゴイ。高度経済成長期の日本では、観賞魚の花形として一斉を風靡した。しかしバブル崩壊とともに、国内市場は縮小。ニシキゴイ業者が活路を見いだした先、それは海外だった。 全国有数のニシキゴイの産地・福岡。尾形学さんは、中学の時にニシキゴイに魅せられ、開業した。毎年数百万匹ものニシキゴイの稚魚から、将来性があるおよそ1%を残す厳しい選別を行い、手塩にかけて一級品のニシキゴイを育て上げる。美しく仕上がったニシキゴイを求めて、世界中から訪れるバイヤーは年々増え、現在では販売先の9割以上が海外になった。ニシキゴイ養殖場の1年を通じて、世界にニシキゴイを広めようと奮闘する姿を描く。
ナレーター:永田亮子
=再放送= 6月21日(日)11:00〜「BS日テレ」/6月21日(日)7:00/24:00〜CS「日テレNEWS24」
2015年6月21日(日)/30分枠  24:55〜

シリーズ戦後70年 ガマフヤー 遺骨を家族に 沖縄戦を掘る

制作= 日本テレビ

沖縄戦の死者は民間人を含め20万人以上、しかし遺骨となって発見されても、自分の墓に帰れる人は少ない。鉄の暴風と呼ばれる猛攻撃のなか、兵士も沖縄の民間人も、身元を示すものを身に着けないまま最期を迎えているからだ。戦後70年、遺骨を掘り起こし、家族の元に帰そうとする「ガマフヤー」(沖縄の方言で「ガマ(壕)を掘る人」)がいる。具志堅隆松さん(61)は33年前からボランティアとして遺骨収集に取り組んできた。しかし厚生労働省が行う遺骨のDNA鑑定で身元が判明したのは日本兵の4遺体だけ。具志堅さんは、政府や県に「希望者は誰でもDNA鑑定できるようにすべきだ」と訴える。遺骨が発する声なき叫びに耳を傾けて欲しい… 戦後70年目のガマフヤーの願いだ。
ナレーター:玉川砂記子
=再放送= 6月28日(日)11:00〜「BS日テレ」/6月28日(日)7:00〜/24:00〜CS「日テレNEWS24」
2015年6月28日(日)/30分枠  25:25〜

コメ サバイバル 密着!ブランド米の攻防

制作=テレビ新潟

人口減少にコメ離れ…。国内のコメの消費が減る中、産地間競争は激しさを増している。こうした中、各地のコメ産地では新品種を開発して市場に投入し、ブランド力を高めようとしている。コメ王国でコシヒカリの産地・新潟県は、ブランド力で頭一つ抜けているが、近年は北海道や山形県などで新たにコメが開発され人気を獲得している。また青森県などブランド力の弱かった産地も、新品種を市場に投入し生き残りを狙う。そしてついに新潟もコシヒカリに続く大型ブランド米誕生を目指して新品種を開発した。日頃、私たちが口にしているコメは、多くの選抜作業を潜り抜け、生き残ったまさに「コメのエリート」でもある。そのコメのエリート・新品種を手に生き残りを狙う産地の熾烈な競争に迫る。
ナレーター:須山 司
=再放送= 7月5日(日)11:00〜「BS日テレ」/7月5日(日)7:00〜/24:00〜CS「日テレNEWS24」
お知らせ