平成25年度(第64回)「芸術選奨文部科学大臣賞」に当社の水田伸生チーフディレクターが選ばれました。

 芸術選奨・文部科学大臣賞は、演劇、映画、音楽、放送など芸術の各分野において、優れた業績を挙げた者又はその業績によってそれぞれの分野に新生面を開いた者を選奨し、芸術選奨文部科学大臣賞及び同新人賞が贈られるものです。今回は映画監督の是枝裕和氏、鈴木敏夫プロデューサー、声優・歌手の水樹奈々氏らが選ばれました。

 水田チーフディレクターの授賞理由は、「ドラマ『Woman』の脚本は、完成度の高さはもちろん、それにもまして演出が非常に困難なシナリオだ。それに真っ向勝負を挑み最高傑作にまで昇華させた水田伸生氏の演出は賞讃されるべきものだ。俳優に潜在する演技力を極限まで引き出し、その映像の切取りから編集等に至るまで、非常に繊細かつ自然体であり、あたかもドキュメンタリーのように見るものをその世界に引き込む。『演出とは何か』の問い掛けに見事に応える氏の『技』がそこにある。」というものです。

 当社としては1972年の牛山純一、1998年の菊池浩佑、2008年の水島宏明に次いで4人目の快挙となります。

<水田伸生チーフディレクター 受賞コメント>

「素晴らしいシナリオを、不出来な作品にする演出家はいるが...不出来なシナリオを、素晴らしい作品に出来る演出家はいない」尊敬する先輩演出家の言葉です。
この度の受賞は坂元裕二氏の「素晴らしいシナリオ」との格闘の成果です。

水田 伸生チーフディレクター  

「Woman」2013 年7月~9月(毎週水曜日 午後10時から全11話放送)

以上
日本テレビ放送網株式会社 総務局 総合広報部