これだけは大切にしているポイント

子育て家族、未来のママパパを応援する「ママモコモくらぶ」。

子育てしながら仕事でも自分らしく活躍する両立ママたちの本音トーク、①「1日の時間割」、②「出産前後で変わったこと」、③「わたしの手抜きポイント」と聞いて来ましたが、きょうは④「これだけは大切にしているポイント」の内容をご報告します。

パネリストはこちら!

~両立ママ~

■田中理絵さん
株式会社電通 マーケティングソリューション局 電通「ママラボ」代表
2歳男児の母。


■たむらようこさん
放送作家 番組制作会社ベイビー*プラネット社長
7歳男児の母。


■羽生祥子さん
日経「DUAL」編集長・帝塚山学院大学非常勤講師
8歳女児、6歳男児の母。


~解説~

■山岡朝子さん
主婦と生活社 「CHANTO」編集長

~質問役~

■上田まりえ
日テレアナウンサー

~司会進行~

■大澤弘子
「ママモコモてれび」プロデューサー
8歳と5歳、女児の母。

これだけは大切にしているポイント

抜群の「ユーモア」と「あきらめ力」を備え、柔軟に両立ライフを送っているみなさんが、これだけは欠かせない!というポイントを、順番にご紹介します♪

おはしトレーニング

■おはしトレーニング

電通「ママラボ」代表 田中理絵さん

「子どもがわざと汚したりではなく、トライして上手くいかない事で、自分の家事が増えることに関しては、まぁいいんじゃないという風に考えて、怒らないようにしています」という田中さんが大切にしているのは、おはしトレーニング。
どんなに忙しい時でも、子どもの一生懸命には、精一杯付き合う。悪気なく散らかす場合は、ゆったり構えて応援するようにしているそうです。


罪悪感対策

■罪悪感対策

日経『DUAL』編集長・羽生祥子さん

「仕事でも家庭でも、『ごめんね』という気持ちが膨らみがちの毎日で、自分の為の罪悪感対策をして、コンディションを上手に整えることが大事だと思っています」という羽生さん。特におすすめの罪悪感対策は2つ!

1つ目は、週一回ほど、ものすごく早く帰宅し、子どもに豪華で栄養満点のお弁当を作ること。これはあくまで自分の為で、「私はママとして幸せな時間も持てているんだ」ということを実感するためにやっているんだとか。

2つ目は、時間がない中で、子どもの笑顔を見られて、ママとしての株もアップさせる方法。それは、オープンハウス!日頃、学童があって、友だちの家に遊びに行けない我が子の為に自宅を開放し、気軽に近所の友だちに泊まって行ってもらう。
特別な準備はせず、家にある材料でパパッと作ったご飯や、上下揃っていない適当なパジャマを提供するだけで、「うちのママって自慢~!」と、大喜びされるので、投資効率も意外と高い。人が行き来するのが苦でない方なら、やってみる価値があるそうです。


して欲しいことをする

■して欲しいことをする

放送作家 たむらようこさん

「私は一個だけです。相手がして欲しいことをする。
それだけに集中しています。これだけは一生懸命やっています」というたむらさんの大切にしていることは、「子どもがして欲しいことをする」ということ。

例えば、「枝を持ってて欲しい」とか「ダンゴムシ見たい(から待って欲しい)」とか。大人からしたら下らないことでも、本人にとっては、それがして欲しいこと。それを一生懸命やることで「ママは僕のやりたいことをやってくれる」という信頼関係が生まれ、逆にママの言うことも当たり前のように聞いてくれます。とてもラクです。


シッターノート

■シッターノート

「ママモコモてれび」プロデューサー・
大澤弘子

「どうしても両親が不在の時間に代わりをしてくれるシッターさんが、なるべく娘にとって「家族」に近い存在になるように。どんなロケの台本よりも細かく書いてます(笑)。シッターさんにしてみれば口うるさい姑がいるような感じで申し訳ないかも。」というのは大澤。

シッターさんへの連絡ノートは、確かに昨日の出来事や細かい段取り・注意事項がビッチリです。

最後に一言

ワーキングママたちの本音が炸裂したセミナーも、いよいよエンディング!
最後に一言ずつ、メッセージをいただきました。

田中さん

≪田中さん≫
自分はもっと認められるべきだと、自分のことばかりを思うと両立ライフは辛くなりますが、幸い出産後は、仕事だけを優先する自分ではなく、子どもに必要とされている自分というのも自覚できるようになり、物理的には忙しくなっても、精神的には楽になりました。
もし、とても辛いという日がやってきたとしても、『私を見てくれている人が居るから絶対大丈夫』ということを忘れないことが、大切だと思います。


羽生さん

≪羽生さん≫
私が皆さんに提案したいのは、「ごめんね」という言葉を、「ありがとう」と「楽しかったよ」に置き換える事。
「遅れちゃって、ごめんね」を、「今日は、この仕事ママすごい楽しかった」に。
会社では「ごめんなさい」を、「助けてくれてありがとう」に。
言葉を一つ変えるだけで、自分も本当に落ち着くし、家庭も明るくなる。
働きたいと思えることと、子どもを育てられる環境にあるということは、とても幸せなこと。
そこを十分に楽しめる様、私も頑張っていきたいと思います。


たむらさん

≪たむらさん≫
私は自分が子どもを産むまで、人に頼ることがすっごく苦手でした。
でも、頼ってみたら、自分が思ってなかった情報だったり、やり方だったり色々教えてもらえて、世界がすごく広がったなと。
両立は、一人でやると大変だけど、みんなでやると楽しい。
だから色々自分の弱い部分をさらけ出して、周りの人に助けてもらって両立していけば、ただの両立じゃなくって、幸せな両立になるんじゃないかなと思います。


山岡さん

≪山岡さん≫
復職して最初の3ヶ月が非常に大変で、悩む方も多いようですが、そこを乗り切れば、自分の人生の楽しさもそうですし、経済的にも子どもに豊かな選択肢を広げてあげられて、仕事を続けたほうがいいと思えるようになるはずです。
大変な時期もあると思いますが、『CHANTO』に載っているようなアイディアや便利グッズを駆使しつつ、ぜひ素敵な両立ライフを目指していただければと思います。


上田アナ

≪上田アナ≫
きょうは、日々の仕事の中でも生かせそうなヒントもたくさんいただきました。
何事も、『こうすべきだ』と決めつけず、ある程度全力でやった上で、取捨選択していく癖を、今から身につけたい。
将来、結婚してママになり、皆様の言葉を実感できるその日が来ることを願いつつ、がんばりたいと思います。

ご出演のみなさん、そして「ママモコモくらぶ~仕事&子育て わたしの時間割~」にご参加頂いた多くの皆さん、本当にありがとうございました!

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