南国フルーツの栽培

2012/08/31

いよいよ明日から9月。夏休みはいかがお過ごしでしたか?
北海道の夏休みは少し短く、20日から学校や幼稚園が始まっています。

夏休み中、珍しいものを見てきたのでご紹介します。

知り合いの農家の方に、
"美味しいバナナ栽培をしている所がある"との情報をもらい、
図々しくも家族で連れて行っていただきました。

じゃじゃーん!『バナナや南国のフルーツ』が横浜市内で栽培されていました!

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実っているバナナは、どこかの植物園で見たことがあったのですが、
花から実になる様子は初めて!"うわ~"とか、"すごい"ばかりが口から飛び出します。

大人の背丈の2倍以上はあるバナナの木の幹は、チューリップの茎のように、
全てが葉からできていて、「木」ではなく、「草」なんだそうです。

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偽茎といわれる木の幹の先端に、巨大などんぐりのような赤紫色の苞というものができ、
下に向かって垂れ下がります。そしてこの苞が一枚ずつ開くと、こんな風にバナナの実が現れます。

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まだ小さいバナナの先端にあるのが花で、赤紫色の花びらのような苞は、花を包む葉。
なんだかごちゃごちゃになりますが・・・

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この苞が徐々に下に向かってはがれ落ち、バナナの房が連なり、大きくなるそうです。
そして、成長するに従って、全てが上向きに反り、あのバナナの形になります。

バナナの木の隣には、こんな果物も。

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ドラゴンフルーツ。
サボテンの実で、鮮やかなピンクが美しいです!
美容にいいと言われるフルーツ。

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パイナップル。中央にあるのが花。
スーパーで買ったパイナップルの上部を切ったものを植え、3年で甘い実を付けたそうです。
「家庭でも鉢植えにすれば出来るよ」と教えていただきました。
チャレンジしたくなりますね。

この他、パパイアやマンゴーの木もあり、どれも美味しそうな実を付けていました。

なかなか見ることのできない『南国フルーツの栽培』を見学させていただき、気分はトロピカル♪
まるで南国の太陽の下にいるかのようでした。

今回はバナナが熟してなく、食べることができなかったので、
「来年こそは!」と狙っています!

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とうきび

2012/08/28

北海道は、只今、「とうもろこし」が旬真っ盛りで、9月中旬頃まで続きます。

「とうもろこし」は、こちらでは『とうきび』と呼ばれています。
『とうきび』って、甘くて美味しそうな響きですね。
(どうでもいい話ですが、娘は、「とっころもし」と呼んでます・・)

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今日、朝採りの『とうきび』を買ってきました。
お買い求めの際は、

① 皮が濃い緑で、しなびていないもの
日々、色あせてきます。

② ひげの先が茶色くふさふさしているもの、ひげが乾燥していないもの
ひげの先が茶色いと完熟しており、先に緑色が残っていると未熟です。
何とひげの数は、実の数と同じなので、ひげの数で実の数が分かる!
また、日が経つにつれ、ひげの水分が飛びます。

を選び、美味しい『とうきび』をゲットしてください。

『とうきび』は、鮮度が命!どんどん甘味が減少してしまいます。
買ってきてすぐ茹でたものと、翌日茹でたもので食べ比べたところ、味の差は歴然!
是非、早いうちに調理してくださいね。

toukibi2.jpg            toukibi3.jpg

今日は、茹でてから、フライパンで軽く焼いて焦げ目をつけた『とうきび』を
サーモンのソテーに添えました。

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ソテーは、軽く塩を振ったサーモンをバターで焼き、しょうゆをかけてあらびきの黒コショウを
ふるだけ!簡単で美味しいですよ。

季節限定食材を食卓にどうぞ!

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牛しゃぶのスダチ風味

2012/08/23

神奈川県にある私の実家の庭には、「スダチ」の木が2本あります。
今年も豊作で、沢山の実をつけました。

sudachinoki.jpg

スダチは熟すとゆずのように、黄色く色付きます。
しかし、熟したスダチは特有の香りが消えてしまい、酸味も和らいでしまうので、
皮が緑色の熟す前が収穫時期になります。
(ちなみに、黄色く熟してしまったスダチは、ヨーグルトにかけると美味しいです)

スダチは、レモン、ゆず、カボス同様に、酸味が強く、香りが良いことから、
「香酸柑橘」と呼ばれ、調味や薬味として利用されます。

半分に切ったスダチを、焼き魚にジュワっと絞れば、極上な風味に!
これからの季節は、サンマとのコンビが最高です。

この上品な香りと酸味は、焼き魚のほか、揚げ物に絞ったり、寿司酢に入れたりと
大活躍してくれますよ。

今回は、
「うちは、70歳の母から2歳の息子と年齢差が・・・毎日の献立に苦労しています。
短時間で作れて皆が喜ぶような料理はありますか?」

とコメントをくださった方に、「牛しゃぶのスダチ風味」をご紹介します。

スダチの風味がたまらない、実家の両親も3歳の娘も大好きな料理です。

牛しゃぶのスダチ風味

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◆材料 (4人分)
牛肉(しゃぶしゃぶ用)・・・・・・300g
小松菜・・・・・・・・・・・・・・1束
●しょうゆ・・・・・・・・・・・・・大さじ3
●スダチ絞り汁・・・・・・・・・・・大さじ2
●砂糖・・・・・・・・・・・・・・・小さじ1/2

◆作り方
1.小松菜は食べやすい大きさに切る

2.鍋に湯を沸かし、1をさっと茹でて冷水に取り、水気を切る。続けて同じ鍋で牛肉を少量ずつ
熱湯にくぐらせ、色が変わったら、冷水に取り、ザルにあげ、水気をしっかり切る。

3.ボウルに●を入れて混ぜ、2をあえる。器に盛り、半分に切ったスダチを添える。

★ポイント
牛肉に火を通すとアクが浮いてくるので、こまめに取ってください。

親子三代で食べるごはんは賑やかで美味しいですよね。
まだまだ暑さが残るこの季節に、爽やかなお料理をお試しください。

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ナスとじゃがいものムサカ

2012/08/19

ロンドンオリンピックが終わり、なんだか淋しいですね。
選手の活躍に感動する毎日でした。

20年ほど前、古代オリンピック開催の地、ギリシャに旅行しました。
最初に訪れたレストランで食べた『ムサカ』という料理が絶品で、
滞在中何度も注文するほどでした。

『ムサカ』は、「ひき肉」、「ナス」、「じゃがいも」などを重ねてオーブンで焼き上げた料理で、
お店によって材料、調理法、味が少しずつ異なります。
形状も、キャセロール詰めてスプーンですくうものから、ケーキのように切り分けたものと様々。

ひき肉や野菜を重ねた上に、ベシャメルソース(バターで小麦粉を色付かないように炒めたものを牛乳で溶きのばし、
塩・こしょうなどで味付けしたソース)をかけるものが多かったのですが、
その中に、面白いベシャメルソースがありました。

ゆでたじゃがいもと牛乳にちぎった食パンを入れてベシャメルソースに仕上げる簡易版。
「だま」になる失敗がない簡単なベシャメルソースは、溶けたチーズがのせられたムサカに
合っていました。

「子供の嫌いなナスを克服するレシピ教えて」
「彼が嫌いなトマトやナスを克服するレシピ教えて」
「じゃがいもを使ったレシピ教えて」
というリクエストいただいた方に、
この簡易版ベシャメルソースを使った
『ナスとじゃがいものムサカ』をおすすめしたいと思います。

ナスは、大人も子供も"嫌いな野菜"として挙げる方が多いですね。
その原因は、「食感」「アクによるえぐ味や渋味」「皮が固い」ことでしょうか。

また、トマトが苦手な主な理由は「青臭さ」や「種や果肉の食感」と聞きます。

下ごしらえ、調理法にほんの少し気を遣うだけでも、ぐっと食べやすくなりますよ。
まずは、味の強いチーズと一緒に調理し、苦手野菜を感じにくくする料理で試してみてください。

ナスとじゃがいものムサカ

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◆材料 (4人分)
ナス・・・・・・・・・・・・3本
玉ねぎ・・・・・・・・・・・小1個
じゃがいも・・・・・・・・・3個
牛乳・・・・・・・・・・・・1カップ
食パン(ミミを除く)・・・・30g
オリーブ油・・・・・・・・・大さじ1
合いびき肉・・・・・・・・・200g
●トマト缶(カット)・・・・1缶
●ナツメグ・・・・・・・・・少々
●ローリエ・・・・・・・・・1枚
●赤ワイン・・・・・・・・・大さじ1
塩・・・・・・・・・・・・・適宜
溶けるチーズ(スライス)・・3枚程度

◆作り方
1.ナスは5ミリ程度の輪切りにし、塩少々を振ってなじませて5分置き、
出てきた水分をキッチンペーパーでしっかりと吸い取る。

2.玉ねぎはみじん切りにする。

3.じゃがいもは皮をむいて、半分に切ってから5ミリ程度の薄切りにし、水からゆでる。
竹串がすっと通るくらいになったら、鍋蓋で押さえてゆで汁を捨てる。

4.3の鍋に牛乳とちぎった食パンを加えて混ぜながら煮る。
じゃがいもが少しだけ煮崩れ、食パンが溶けて全体がとろりとしたら火を止め、
塩小さじ1/4~1/3程度を入れて味をととのえる。

5.フライパンにオリーブ油を熱し、1を並べて焼く。両面に焼き色がついたら、一度皿に取り出す。

6.同じフライパンに合いびき肉と玉ねぎみじん切りを加え、炒める。
(肉から脂が出るので、油は入れず炒めます)
ひき肉の色が変わり、出てきた水分がとんだら、取り出しておいたナスを戻して
●を加えて煮込む。

7.フライパンを傾けてもトマトの水分が流れ出ない程度まで煮詰めたら、塩小さじ1/2弱程度を
入れ味をととのえる。(水分が残っているとべちゃっとした仕上がりになってしまいます)

8.耐熱皿に7を敷き、その上に4を詰める。上に溶けるチーズをのせ、トースターで焼き色が付くまで焼き、
4等分にして、皿に盛る。

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★ナス嫌いさんのためのポイント★
【切り方を工夫する!】
お子様やお年を召した方は、特にナスの皮が口に残って食べにくいので、輪切り(太いナスの場合は、半分に切ってから、輪切り)にして一口に入る皮の量を少なくしてください。
小さいお子様は、飲み込みにくいものを嫌がるので、ピーラーで皮を縞にむいてから、輪切りにするか、
または小さく切るとより食べやすいです

【アクが強いので、下処理をしっかり行う!】
塩を振ってなじませ、出てきた水分をペーパーでしっかり吸い取ってから炒めることで、
えぐ味や渋味が感じにくくなります。

【油で炒める!】
油で炒めることにより、水分蒸発を防ぎ、うまみを閉じ込めます。

★トマト嫌いさんのためのポイント★
しっかりと煮詰める!
トマト缶は、じっくり煮込んで、煮詰めてください。
じっくり煮ることで、酸味がとび、うまみが強くなります。

食べず嫌いのお子様には、「今日のナスは特別だよ~」とか、
「○○ちゃんのために□□(お子様が好きなキャラクターなど)が持ってきてくれたナスだよ」
などと、ご両親が魔法をかけて食べるきっかけを作ってあげてください。

最初は一口でも構いません。ちょっとでも食べることができたら、褒めて、
気長に少しずつ味に慣れさせてあげてくださいね。

musaka2.JPG食べず嫌いの大人の方には、好きなワインやアルコールを用意する、
ランチョンマットやキャンドルなどで演出するなど、食卓を盛り上げることも
有効です。
食事の雰囲気は大いに影響するそうです。

嫌いな野菜が克服でき、楽しめるようになりますように!
頑張ってくださいね。

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家族で楽しんだ汐博

2012/08/16

昨日は、家族で『汐博』に遊びに行きました。
この日も大盛況です。

<ウミナンデス!宝探しゲーム>
バケツと熊手を持って砂場に隠れたお宝を探します。
3歳の娘、一番のお気に入り。

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<ヒルナンデス!フェルナンデスくん玉入れ>
息子が挑戦!

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<「笑点」座布団釣りゲーム>
釣竿で釣るのは、なんと座布団!

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このほか、たくさんのアトラクションやゲームが盛りだくさん。
とても、楽しい一日になりました。

"ヒルナンデス!曜日対抗アイスクリーム"も食べました!
もちろん、月曜日!「貴婦人の氷菓子」です。
抹茶ソース、わらびもち、干しぶどう、みかんがのった和風アイス。
美味しかったです。

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"レシピの女王ダイナー"17日(金)までですが、
『汐博』は26日(日)まで開催されていますので、
是非、『汐博』で夏の思い出を作ってください。

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