成澤文子のダイニング

「金太郎飴」のように、切るとクリスマス柄が出てくるミートローフです。
食卓にちょっとした楽しいサプライズはいかがでしょうか。

細型にすれば、オーブンを使わずフライパンでも焼けますよ。

＊トナカイ＊

材料：基本のミートローフ生地とベーコン、長いも（顔）、黄色いパプリカ（角）、にんじん（鼻）、ごま（目）

1.野菜を切って準備する。（まずは型の大きさに合わせて野菜のみを組み立て、柄や大きさを決めます）

2.型にベーコンを敷き、肉を1～1.5センチほど入れて、スプーンでならす。

3.1のイメージ通りに野菜を配置して肉を詰める。（逆さに入れた方がベーコンの切れ目が下にくるので、きれいに見えますが、絵柄の通り詰めても大丈夫です。）

　　
※写真は、断面が見やすいよう、型のまん中のみに野菜を置いていますが、端から端までぴったりくっつけて入れてください。

4.余熱したオーブン（２００度）で40分焼き、粗熱が取れてから切り分け、ごまの「目」を付ける。

＊サンタクロース＊

材料：基本のミートローフ生地とベーコン、にんじん（帽子）、じゃがいも（帽子の折れ目部分）、カリフラワー（ひげ）、ごま（目）

作り方は、トナカイと同様です。

＊クリスマスツリー＊

材料：基本のミートローフ生地とベーコン、にんじんなどの型抜きしやすい野菜

1.野菜を型で抜く。

2.アルミホイルに肉だね1/4量を広げ、①の野菜をぴったりとくっつけて並べる。（この時、埋め込むようにすると、型の溝に肉が入り、綺麗に仕上がります。）

3.アルミホイルごと持ち上げて巻き寿司の要領できつく巻き、アルミホイルの上から握るように押さえて中の空気を抜く。

4.フライパンにサラダ油を入れて熱し、ベーコンの巻き終わりを下に入れて焼く。焼き色が付いたら、転がしながらじっくり焼く。

この細いミートローフは、お弁当に便利です。

＊プレゼント＊

材料：基本のミートローフ生地とベーコン、長いも（箱）、にんじん（リボン）

★柄入りミートローフを作る際のポイント
1.ひき肉は、傷みやすいので、詰める作業が長時間にならないようにしてください。
先に野菜を切って組み立ててイメージしてから、詰めると手早くできると思います。

2.できるだけ空気が入らないように、スプーンなどでならしながら詰めてください。

3.粗熱が取れてから切ってください。熱いうちに切ると、崩れやすいのでご注意ください。