海岸の砂地に生え、熱帯から温帯の地域に広く分布する。よく枝分かれしてツル状に地表をはう。果実には4~5個の刺状の突起があり、ヒシの実に似ている。茎が「ツル」の様で、葉が食べられるので「菜」。葉身は多肉で、古くから各地で食用にされ、天ぷらやお浸しで美味い。沖縄県では「ハマホウレンソウ」の名で親しまれている。また、乾燥させて煎じれば、生薬にもなる。