その頃、犯人城島は刑事たちの推測どおり、新鹿沼駅を出発していた。城島の行き先は東武日光駅なのだろうか?

一方、刑事たちの車は間もなく東北道を降り、東武日光まであと20km、しかし時刻は既に午後2時16分、電車の到着まで残り10分しかない…。東武日光線のルートに対して遠回りとなる東北道、その距離が仇となり待ち伏せ作戦は間に合わず!


結局、刑事たちが東武日光駅に着いたのは、電車の到着から20分も後だった。犯人城島はここで降りたのか? ひとまず、この先城島の逃亡手段と考えられる交通機関をあたる。駅前にはバスもタクシーもあり、ルートがいくつもあって絞り込めない…。温泉にでも入ろうとしているのか? そこで、3人はまんじゅうを食べながら考えることに。お店の軒先で蒸されたホカホカのまんじゅうを頬張り、ついでにお店の人に城島の写真を見せると、「TOKIOの…あれでしょ?」、見かけていた!


実は20分前、城島はその店の前を歩いていた。東武日光駅で降りたのは間違いない! ならば、ここからどこへ行ったのか? すると、3人のもとに城島から新たなメールが送られてきた! 「トンマ刑事達へ ちょっと休憩」と書かれ、送られてきた写真は、霧の立ち込める公園らしき広い野原で、横になって妙な休憩ポーズをとっている城島の姿…しかも、口には葉っぱをくわえている!