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続いての作業は「仕口(しぐち)」…木材2本が交差するように接合される部分を作る。ここは骨組みを担う大事な作業! まずは接合部の凸側となる「ほぞ」を鋸で切り、次は土台の接合部となる「小根ほぞ」…ほぞの中でもより複雑な作業だが、これも慎重に切り終えた! 今度は差し込まれる側の「ほぞ穴」…穴となる部分の両端に「鑿(ノミ)」を垂直に向けて金槌(かなづち)で打ち、そこを斜めに削りとる、といった作業を繰り返す。ポイントは急所にぶつけぬよう横座りが基本、そして刃を寝かせすぎないこと。ノミをはじめて使う達也、やり直しがきかないため作業は慎重。すると、誤って金槌が指に直撃! しかし大事には至らず。注意しながら何とかこなしていき、よきところで相手のほぞと長さを比べてみると、まだまだ浅かった! ちょうど良い深さはもちろんだが、ある程度きつくないとしっかりと組み立てられない。
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