| そして達也も手漉きに入った。松岡の作ってくれた漉き枠を液にゆっくり浸すと、白菜の繊維がすだれの上に広がり、すくい上げてみると…繊維がうまく広がらない? 達也は網目が粗いことに気づいた。そこですだれの上に目の細かい網を張って再度すくってみると、網の上に緑の白菜繊維が広がった! しかし良く見るとやっぱりまばらだが…きちんと紙になるのか? 続く2枚目は清が担当。ところが、漉き枠の重さですくい上げられないうえ、繊維を指で広げる始末…。結局、達也1人で7枚の手漉きが完了し、このまま一晩置いて水切りすることに。 |