6月。
いよいよ、アイガモ隊が田んぼでデビュー。
清が手を叩いてアイガモを田んぼに招き入れる。
達也「さあ、初めての田んぼどうかなあ?」
一羽が田んぼに入ると、一斉に小さな羽をばたつかせながら入る。
そして、ひたすら田んぼにいる小さな虫や雑草を食べる。

やがて迎えた梅雨の季節。
雨の日もアイガモパトロール隊は元気いっぱいにDASH村の稲を守っていた。今年も一役かってくれそうだ。


やがて、田んぼ一面が緑一色に覆われる。
すると、あることに気付いた太一。
「葉の色がくすんでいる稲があるよ」
他の品種に比べても、こしひかりとあきたこまち、そして「男米」の葉の色に鮮やかさが無い。
そう、それは昨年の悪い思い出。いもち病にかかる前兆である。
不安そうに見つめる太一。

まずは土に栄養を与えなければと、明雄さんの指導のもと、
かまどの灰を取り出した。
実は、草木を燃やしたかまどの灰には、植物が育つのに必要な栄養素が満点。特に、カリウムは非常に多く含まれている。
これを田んぼの土に与えることで、栄養補給する。

それまでパトロール中だったアイガモ達を呼び集め小屋に戻し、
代わりに田んぼに入る男達。
そして、丁寧に問題となっている稲の根元に灰を撒く。