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9月。頭も垂れてきた稲穂。収穫まであと一ヶ月。
太一「早く稲刈りしたいね」
田んぼに入り、実り具合をうかがう男達。
「あれ、何かに葉を食われているぞ!」
異変に気付いたのは達也であった。
とんだ輩があちこちに。その正体は、イナゴ。
太一「去年はイナゴいなかったよね。どこから来たんだろう?」
イナゴは餌となる稲が多い人里を好む傾向がある。
昨年、近隣の田んぼから飛来した数匹のイナゴ。
一匹でも数十個の卵が孵化するイナゴは、DASH村の田んぼの土手に
卵を産み、今年になって大発生したものと見られる。
2年目だからこその、深刻な事態だ。
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