9月。頭も垂れてきた稲穂。収穫まであと一ヶ月。
太一「早く稲刈りしたいね」
田んぼに入り、実り具合をうかがう男達。

「あれ、何かに葉を食われているぞ!」
異変に気付いたのは達也であった。
とんだ輩があちこちに。その正体は、イナゴ。
太一「去年はイナゴいなかったよね。どこから来たんだろう?」

イナゴは餌となる稲が多い人里を好む傾向がある。
昨年、近隣の田んぼから飛来した数匹のイナゴ。
一匹でも数十個の卵が孵化するイナゴは、DASH村の田んぼの土手に
卵を産み、今年になって大発生したものと見られる。
2年目だからこその、深刻な事態だ。


そこで、始った男達のイナゴ獲り!
太一「大発生だよ、これ!」
あちらこちらの稲の葉をむさぼるように食べるイナゴ。
すると突然、清が悲鳴をあげた!
達也「どうした!」
清「カ、カマキリに噛まれました」

カマキリは肉食の昆虫。
つまり、稲の葉を食べるイナゴも主食としている。
ということは・・・

達也、虫かご片手に里山の至る所でカマキリ探し。
「おお!いたいた!」
そうっと近づく達也。後から捕まえようとすると、
「痛いー!!」
達也もカマキリの犠牲に。
互いにもがきつつも、ようやくカマキリを捕まえることが出来た達也。

一方、太一もカマキリ採取。
こうして二人が捕まえたカマキリを田んぼに放す。
達也「イナゴを食ってくれー!」
自然の食物連鎖によって、DASH村の米はイナゴから救われるのか?