それはさておき、沼津に向かった二人は用水路のある風景を探す。
そして、辿り着いたある用水路。

宇梶「水の量がほぼ一緒なんじゃないか?横の土手も似てるし!」
どうやらこの用水路であることは間違いないようだ。
さらに、用水路沿いを海に向かって下っていく。すると!

太一「ああ!あれじゃないですか!」
橋に駆け寄り、写真と見比べる。
そこには携帯電話と全く同じ光景が広がっていた!


遂に、犯人がいた街は「沼津市」に特定できた!
後は、未だ分からぬ犯人像。

と、そこに新たな画像を受信。
それを見た瞬間、二人は何かを感じ取った。
太一「これ、ここに来る途中に渡った大きな川ですよ」
宇梶「しかも、この橋渡ったんじゃないか?」

わずか15分前、二人はこの橋をタクシーで通過していた。
急いで現場に戻る二人。そして、
太一「やっぱりこの橋ですよ、間違いなく!」
写真と見比べる二人。この橋からの写真で間違いない!


喜びも束の間、宇梶が遠くに何かを見つけた。
宇梶「向う側の橋に、黄色い服着た子供がいないか?」
太一「あ!走って逃げてますよ!」
宇梶「コラー!!待てー!!」

遂に見つけた犯人は何と二人組。
一人は写真にも写っていた黄色い服を着た子供。
そしてもう一人はこの子の母親らしき女性。しかも自転車に乗っている。

逃走劇の末、近くまで追い詰めると、
母親らしき女性は乗っていた自転車を捨て再び逃走。