そして、一週間後。ハウス栽培のトマトは赤く色づいていた。
完熟したトマトは、あたかも露地栽培の分まで大きく実っているかのようだ。

達也「上出来じゃない?」
男達の一番の楽しみである、収穫を迎えた。
一個一個を丁寧にもぎとるトマト。
収穫したトマトは井戸水で冷やし、早速食べてみる事に。

達也「甘い!!」
城島「これはうまいわあ」
試食する男達の横で、明雄さんが何かを覗いていた。
それは「糖度計」。
平均的なトマトの糖度は4〜5度。
これに比べDASH村のトマトは本当に甘いのか?

明雄さん「うん、上出来だ!」
達也も糖度計を覗かせてもらう。
DASH村のトマトの糖度は、なんと7度!
達也「すっげー!!」
そう、一般的なトマトより甘い実がついたのだ。
明雄さん「これくらい糖度もあれば、出荷も出来るな」


さらに一週間後、赤く熟した残りのトマトを収穫する達也と保原。
そのトマトは箱に詰められ、村を離れた。
辿り着いた先は、東京都中央卸売市場の豊島市場。
夜明け前の早朝5時。すでに活気に溢れている市場内。

達也「遂に来たぞ」
トマトを全国に流通させたい、という思いで市場にやってきた2人。
ここは、全国から出荷された野菜を消費者に届ける、
流通には欠かせない卸売市場なのだ。