一般的に、野菜は生産者がJAなどの出荷団体に預け市場に持ち込む。
その後、市場でセリに掛けられ、
八百屋などの小売業者を経て消費者のもとへ届けられる。

しかし、出荷量が少ない場合などに限って、
生産者が直接、市場に出荷する事も出来る。
DASH村のトマトも、直接市場に出荷することにした。

今朝届いたばかりの他産地のトマトを見比べる達也。
達也「どれもおいしそうだね」
全国各地から届けられたトマトは、どれもが色も形もきれいな一級品ばかり。

では、自分たちが作ったトマトはどのような評価がされるのか?
そこで達也は、ある方にDASH村のトマトを見ていただく事に。
達也「僕らの作ったトマトなんですが、見てもらっても宜しいでしょうか?」
その人は、素早くナイフでトマトを切り分け、味見する。
「まずまずじゃないかな」


実はこの人、「卸売業者」の方。
市場では卸売業者が売り手となってセリを開き、商品を小売業者に販売する。

卸売業者「でも、大きさがバラバラだね」
達也「ええ、そうですよね」
本来、商品は同じサイズに分けて市場に出荷する。
しかし、村では少量のため大きさもバラバラのまま出荷してしまった。
これでは、流通にのせられないのか?