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瓢箪美術館で見た素晴らしいひょうたんを目指し、
迎えたひょうたん作り2年目。
ヘチマ担当の達也に負けてはいられぬと、ひょうたんを愛でる城島。
もちろん達也も負けてはいられない。
達也の本領発揮はヘチマ・ひょうたんともにその生長に不可欠な、
ツルが巻きつくための棚作り。
柱となる太い木を運ぶ達也に、33歳城島、息が上がって追いつけない。
城島「なんでそんなん運べるんや・・・」
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そして出来上がった棚に、お互いの健闘を祈り・・・
迎えた7月。
双方ともに鮮やかな花を咲かせたヘチマとひょうたんに、
大きな実を期待せずにはいられない2人だったが。
翌月、冷たい夏は村のほぼ全ての植物に打撃を与えていた。
達也自作のヘチマ型てるてる坊主。
その効果が現れたか、なかなかの実りを見せるヘチマだった。
しかし自然の猛威には、てるてる坊主の力すら及ばなかった・・・。
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実が完熟しないまま迎えてしまった秋口の10月。
城島の足取りは明らかに重く、遠くからみても黒ずんでしまった
ヘチマ・ひょうたん畑を見つめていた。
無残にもヘタの辺りから腐ってしまったひょうたんを手に、
3年目のリベンジを誓った城島だった。 |
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