陽気な旅に世知れる二人、うっかり海沿いの道から踏み外しそうになりながらも、気づいた横道から海岸へと入っていく。
するとその先にはたくさんの駐車車両、そしてさらにその先に待っていたのは大勢の子どもたち!
あっという間に囲まれただん吉、体育着に身を包んだこの子たち、いったいここで何をしていたのだろうか?
子どもたち「地引き網!!」
ということで、城島・達也も加勢してみんなで網を引っ張る。
力を合わせて引き上げた網にはハマチやマダイなど、なかなかの大物が入っていた。

子どもたちの通う小学校まで魚を届けることにした二人。
たまには後部座席に乗ってみる達也、そして助手席に乗るのは子どもたち代表の鋪直人くん。
小学校までの道案内をしてくれる鋪くんに、立派な大人の二人が質問攻めを浴びせかける。
でも鋪くんは緊張しているのか、終始無言の 3 人旅となりました。
鋪くんたちの通う小学校まで魚を届け、寄り道の多かった今回の旅もラストスパートのかけるころになってきた。

陽も傾き、ソーラーパワーも心許なくなってきたころ、輪島市内に入っただん吉一行。
“朝市”の看板に釣られ、早い時間ならば多くの露天で賑わう輪島の朝市通りへ向かった。
するとそこは情緒漂う、昔ながらの街並みが続いており、次訪れるときはぜひにと思わせる魅力にあふれた通りであった。
そしてさらに輪島市内を走ると、だん吉もそろそろ限界が見えてきた。
山口「ちょっと待ってて、気合い入れてくるから」
そう言うと車を降りた達也。おもむろにだん吉の正面にまわり、運転席の上の屋根に盛り塩を盛って景気付けをする。