宮城県の山中で2人が探しているのは幻の金魚「鉄魚」。
長いヒレが特徴の大型の天然金魚。
ふつう一般的には飼育環境でしか生きられないとされる金魚だが、この鉄魚は天然のものがまだこの辺りに生息しているという。
より詳しい情報を得るべく、通りかかった近隣の人に話しを聞くと、
その鉄魚を飼っているお宅があるという。
さっそく訪ねると、そこにいたのは尾が長く黒い光を放つ怪しげな雰囲気の魚。
これこそ鉄魚!大自然に潜む天然の金魚、城島と鈴木さんはこの鉄魚に金魚すくいで挑む!

こちら熊本、長瀬・達也ペアは、まずどうしたらあの巨大金魚をすくえるかをうかがうため、金魚すくい名人・三島孝生さんのもとへと向かった。
この三島さん、金魚すくい歴10年、3分間に32匹の金魚をすくうという九州地区のディフェンディングチャンピオン。今年も優勝を狙って特訓の真っ最中である。
山口「おぉ!すげぇ!!」
音もたてずにスイスイすくっていく三島さん。
見よう見真似でトライしてみる長瀬だが、
長瀬「これ、むずかしいっ!!」
名人に「できるだけ水に抵抗をかけない」と、アドバイスをいただくが一朝一夕で会得できる技ではないようだ。

さらに2人には思うところがあった。
金魚すくいのすくう物、その名も「ポイ」。
現在ではプラスチックの枠に紙を張ったものだが、
昔懐かしのポイといえばお椀状になったモナカでできたポイである。
なんとかそのモナカのポイで、あの巨大金魚をすくうことはできないだろうか?
三島さんの言うにはモナカが水中で耐えられるのは10〜15秒。
勝負は短期決戦となりそうだ、が、もう1つ問題があった。
それは、巨大金魚に見合ったモナカは最低でも普通のポイの6倍の大きさ。
どうやら巨大金魚すくいの前に巨大ポイ作りに取り掛からなければならないようだ。