国分「木原さんに教えてもらったことわざは忘れてしまったけども、ああなりたいね」 長瀬「ああ、牛がなんとかって・・・」 国分「馬でしょー！」 馬の背を分けるような局地的豪雨に出会えるのだろうか？ 今のところまだまだ日差しは照りつけているが・・・その時！ 国分「あ！なんか地面濡れてるよ！？」 路肩に目をやるとたしかに小さな水溜りが残っている。 近くにある雲がもたらした雨なのだろうか、目で追ってみるが見当もつかない。 それもそのはず、局地的な雨は降っても数十分の短いもの。 そうそうめぐり合えるものではないのだ。 とりあえず雲の動きを確認しようと立ち寄った展望台。 そこでなんと突如豪雨に見舞われた！ 国分「すっごい降ってるよ今！！」 長瀬「ちょっとやってみようよ！」 と、映像を映そうと試みるが、ここでふと気づいた。 国分「どこに映す？」 そう、現在二人がいるのは雨の中。 外側から雨の側面に当てなければ映像を映すことはできないのである。