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山口「どういうのができるのかな・・・?」
普段の田植えに輪をかけて慎重に植えていく男たち。
じつはこの長丈米の生育には、注意事項がいくつかあったのだ。
まず、「稲作の常識が通じない」米だということ。
そして「生育が旺盛」であること、「収穫時が最大のポイントとなる」ということであった。 そこでまず田植えで気をつけたいポイントとして、株と株の間を大きめにとって慎重に田植えを進めていく。
明雄さん「どんなんができるんかねぇ〜?」 |
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田植えをした6月。
例年ならば悩まされる梅雨に大量の雨だったが、
今年は乾いた梅雨となった。
好天の続く水田に雑草が繁茂し、マリサが始めて村へとやってきたころ。
今年も大活躍となった4代目アイガモパトロール隊がデビューを飾ったのだった。彼らの活躍で空梅雨の雑草もきれいに駆除完了。
ここまでのところ、男米も長丈米も順調な伸びを見せているが、
翌月にはその差は大きく開いていた。 |
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盛夏となった7月。
城島「米に見えへんねぇ・・・」
まるで荒地に生えた雑草のように力強く伸びた長米の苗。
普通のもち米の苗とくらべても、
明雄さん「あらぁ〜、倍近くあるねぇ・・・」
話には聞いていた生育の旺盛さ、だが、ここまでの急成長にはさすがの明雄さんも驚いた様子。
しかしこの生長ぶり、秋に迎える収穫への期待は高まるばかりであった。 |
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