孝子さんが持ってきてくださった「アワ」と「キビ」とは、
古代から穀物を主食としてきた日本人にとってかかせないもの。
天候や土壌に左右されず病気にも強いため重要な作物として栽培されてきた。さらにこのアワ・キビ、じつは食料としてだけではないすごいパワーを持っている。それは、地下深くに張った根によって土を耕す作用、そして栄養が失われがちな表面近くに地中の養分を吸い上げる作用。
この二つの効果は、でかかぼちゃによってやせ衰えたこの土地にはまさにぴったり!

国分「大きくなれよぅ!」
と、太一がまくのはアワに比べて少し大きな種のキビ。
そして城島がまくのがアワ。
国分「これで土の栄養失調が治ればいいね」
今回は収穫よりも土の回復が目標のアワ・キビ作りです。

1週間後。 小麦は緑の穂をつけ、あの力の無い土にも
アワ・キビが芽を出した。
その大きさは小麦には遠く及ばないが、アワは5mmほどの芽をキビは8mmほどの芽を元気に開いている。
城島「これやっとけば土よくなりますかね?」
明雄さん「なる!」
山口「へぇ〜不思議だな・・・」