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針路を確認すると、やはり進むべきはあの船団の中。
しかし、仕掛けを後に流して釣り上げるマグロ漁。
船団の後からは回ってはいけない。
これは同じマグロを狙う海の男としてのルール。
そこで、御厩敷さんのアドバイスに従い、船を船団の横につける。
すると、周りの船は次々と仕掛けを落し始めた。
どうやらマグロの群れの前に出たらしい。 |
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群れはどんどん動いていくため、すぐにエサを落さなければならない。
つれたか丸の船上もあわただしくなる。
御厩敷さん「ハリ!」
長瀬たちもすぐさま行動に出た。
最近よくマグロが食い付くというイナダをエサに使い、こちらも仕掛けを落す。
マグロは釣れるのか?仕掛けの先を見つめる長瀬。
テグスをつかむその手からも、その緊張感が現れる。 |
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御厩敷さん「あそこ食いついた!」
つれたか丸の目の前にマグロを釣り上げる船が!
長瀬「あんなの見せられたらたまったもんじゃないよぉ」
周りには他にも次々とマグロを釣り上げていく船。
全くアタリの来ない長瀬は、ただその様子を見つめることしか出来ない。
長瀬「なんでだろう?」
一体何が違うのか?
長瀬は御厩敷さんから船団の真ん中でなければ、
マグロは釣れないことを聞かされる。しかし、
御厩敷さん「なかなか入れねぇんだよ」
マグロは目と鼻の先にいるが、船団の真ん中は激しい場所争いが展開する激戦地帯。
なんとか策を練ろうと、考えていたその時だった! |
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