美しい冬の芸術をもっと見てみたいと、5人は雪山を歩き始めた。
最初に目に付いたのはDASH村でよく見かける光景。
山口「樹の周りだけ解けてるね」
幹が日射を受けてあたたまり、その放熱で木の根元の雪だけが解ける現象は、もともと秋田のマタギの山言葉だったと言われる「根開き」。
国分「不思議な現象!!」
さらに融解が進んだ林は穴だらけ。樹木たちの生命を感じる現象だった。

さらに雪山を歩いていくと、何やら動物らしき足跡を発見。
国分「でかいね、ウサギの足跡」
このあたりには野ウサギが棲んでいるらしく、雪の上をはしゃぎ回った足跡が山の奥へと続いていた。ちょっぴり探偵気分でウサギの足跡を追っていくと、
国分「あっ!かじったあとじゃないの?」
木の根元には動物の歯でかじられた痕がついていた。
明雄さんによると、草食動物である野ウサギは冬場の餌不足の時期は、薄い木の皮をよく食べるとのこと。

再び足跡を追っていくと、今度は達也が何かを発見。
落ちていたのは直径1.5cm、野ウサギの糞だった。
たくさんの草木を食べたのだろう、手にとって見ると、まんまるとかわいらしい黄緑色。しかし、達也はあるもう1つのことに気がついた。
山口「あっちでフンして、飛んできて、ここでして・・・証拠残しすぎだよ!!」
そこには、野ウサギの糞と確認するには十分すぎる程、たくさんの糞がコロコロ転がっているのでした。