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国分「畑でできるもんだって初めて知った」
まだ何もわからず始まったばかりのこんにゃく作り、
果たして3年の間つまづくことなく栽培することはできるのだろうか?
そこでやはり、成功のカギは宮田さんからの教えが書き込まれたノート。
そのノートにある最初の段階は、
「葉はヤシの木の形」であるということ。 |
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山口「生え方が南国だよね」
植え付けから2ヶ月、真夏の7月にはすでに高さ41cmまで生長し、
ノートにあるとおり見事なヤシの木の形に育った。
こんにゃくは、この姿形から見てもわかるとおり
元々東南アジアをはじめとする熱帯地方の植物であった。
だが、原産のインドシナでは食料としての加工法がなく、
中国へ運ばれたときにようやくこんにゃくとして加工されたのだという。 |
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そして中国から日本へと入ってきたこんにゃくは、
今や日本の伝統的な料理にはかかせない食材となった。
そんな歴史あるこんにゃく栽培、村でもうまく作ることはできるだろうか。
そして季節は過ぎ、里山の色も落ち始めた11月ころ。
宮田さん直伝ノートによれば、
「秋になる茎は枯れる。これが芋を掘り起こす合図」とのこと。 |
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