タライの底に溜まっていたのは大量のこんにゃくの素「マンナン」。
それをさらに粘り気を強くするために、達也と太一が足で揉んでゆく。
国分「すげぇ足にまとわりつく!」
そしてある程度粘り気の出たところで、用意していた黒い水を取り出した。
これは大豆の皮を焼いた炭で作った灰汁で、これを混ぜることによって、
マンナンが固まり、あのこんにゃくへと大きく近づくことになる。

一気に灰色へとかわったこんにゃくの素は、
その色の変化とともに固さもどんどん増してきた。
山口「かってぇや!ぶるんぶるん!」
ある程度固さが出てきたら、こんにゃくの形となる型に入れ、
適当な大きさに切り分ける。 そして仕上げの茹でる作業へ。
山口「固まってきてるけど、やっぱまだ柔らかいな…」
それもそのはず、この茹では3時間も続けないとならない作業なのだ。

その間に保原は、ひとり海へと足を伸ばし、去年も釣り上げた海の幸を狙っていた。 そんな保原、小一時間海辺でねばり、手に入れたのはアイナメ。
そしてこれを使ってつくる今夜の料理おでんの具といえば、
国分「おお〜、なんかちくわっぽい!!」
すり身にしたアイナメを竹に巻いて炭で焼き、保原特製のちくわが完成。