刻々とおでんの準備は進み、
鍋の隙間も残るはこんにゃくを入れるのみとなった。
山口「でけぇ・・・もういいんじゃない?」
と、お湯から取り上げたこんにゃくは見事に固まり、
あの独特の触感になっていた。
山口「ここにくるまで3年だよ・・・」
ようやく手にしたこの触感に感慨深いものを感じる達也。

さっそく何も付けずに茹で上がりをそのままいただく。
山口「うおっ!味しねぇ!!けどこんにゃくの風味だ!」
その素朴な味はまさにこんにゃくらしいもの。
国分「なんかの味付けて食いたいね!」
ならばとさっそくおでんの中へ投入! そしておでんはさらに煮込んでゆく。

その間に作るもう一品は、石焼にしたこんにゃくに味噌塗ってつくる田楽。
その田楽が出来上がった頃、おでんも煮あがり
ようやく夕食の時間となりました。
そして味わう3年越しの村のこんにゃく。
山口「すんげぇ浸みてるよ!」
国分「うまい!」
明雄さん「これが本当のこんにゃくってやつだ」