初めて試みた3年前、最も大きく生長した実は46cm。泥に漬け、使える物としての加工に入った。
しかし、
明雄さん「これ何だ?」
山口「割れてる!」

皮が完全にできていないものばかりで、結局、ほとんどが割れてしまった。
瓢箪作りの1年目は無惨な結果となった。

2003年、2度目の栽培。期待と裏腹に、この年は記録的な冷夏に見舞われた。
城島「お前が一番の自慢の子やったのに」
太陽を沢山浴びて生長する瓢箪の実。この年の気候では大きな生長も望めることなく、全滅。
2度目の試みは冷夏によって夢を断たれた。

瓢箪作りは栽培と仕上げに分かれ、どちらも大事なのは瓢箪の特徴、堅い皮。
泥漬けで割れた瓢箪は、皮の未熟が原因。皮を堅くする成熟期間にも問題があった。
泥漬けで割れない皮を作る為には丈夫で、いかに堅い皮を作ること重要。
そして、男は誓った。
城島「リベンジ」