一方、班長・城島が植えたのは筑波一という品種。
城島「よし、がんばれよ」
これは瓢箪名人・土佐さんから頂いた苗だった。うまく育てば80cmにもなるという。
城島「大きくなあれ」
百成1本、筑波一3本、計4本の苗は、栄養たっぷりの土と充分な日射しを浴びて、いい生長を見せた。

2005年5月、暑すぎる程の日射しを浴びて、ひょうたんの苗の生長は著しく、ギザギザした葉は百成。ツルの長さは1m。
そして、丸い葉の筑波一。こちらのツルは1m20cm。
過去2度の栽培よりも半月以上の早さでぐんぐん育ち、そろそろ用意しなければならないものがあった。
国分「ヨイショッ!」
ひょうたんを支える丈夫な棚作り。

棚となる竹は過去の棚で使ったものよりも、期待を込めての一回り太いもの。
タテ9m、ヨコ6m、高さ2mの棚、どんな力にも耐えられなければならないと達也がぶら下がって確かめる。
山口「シュワッ!」
丈夫な棚で育つひょうたん。
昨年、空梅雨の6月。生後6ヵ月を迎えたこうめと同様に、ひょうたんも順調な生長。