一方、国分はボディとなる筒を探して上下水道などに使われる配管の販売店へやってきていた。
国分「軽さを求めてるんですけど・・・」
国分の考えは、より軽ければ高くとぶはず!というもの。そこで紹介してもらったのは紙でできたパルプの管だった。
しかし紙とはいえ、丈夫なものはかなり重くなってしまう。重量と丈夫さの兼ね合いに悩む国分。

そのころ山口は、立ち寄った模型店で入手した情報により、モデルロケット(アマチュアロケット)を飛ばすためのエンジンを貯蔵している業者へとやってきていた。
山口「えっ?エンジン!?」
ここで言うエンジンとは、推進力となる火薬のこと。一旦火がつけば、瞬発的に物凄い勢いの火花を噴き、とてつもない推進力を得ることができる。
業者さん「(高度)100mくらいまではいくんじゃないですか」

なんとも強力なエンジンを手に入れた山口。
一方国分は、さらに軽い紙管を求め紙管業者へ。ここで作られている中で一番軽くて薄いものをゲットし、もう一つの材料となる先端部に使うため、発泡スチロール業者へやってきた。
国分「やっぱ加工しやすいのがいいよね」
発泡スチロールならば加工しやすく、軽さもこの上ない。
発泡スチロールができるまでを見学し、巨大発泡スチロールを手に入れた国分、意気揚々と工場へ引き返してきた。