残るは肝心の鉄砲釜。
菅江さんの手をかり廃棄されていた鉄砲釜で型をとり、その釜を溶かして新たな釜作りに入る。
半鐘で一度経験したとはいえ、危険と隣り合わせの慎重さを要求される作業。
菅江さんのゲキが飛ぶ中鋳型に溶けた鉄を流し込む。
この鉄が冷えて固まるのに一晩。
翌朝の運命の鋳型を開いてみると・・・

城島「出てきた!」
幸先よく保原作成の釜のフタは完璧な仕上がり。続いて肝心の釜本体の鋳型を開けると。こびりついた砂の奥に見えるわずかな輝き、それは元の釜を想像させる銀色!元々の破損箇所も無事鉄に覆われ、上々の出来となっている。あとはこの鉄砲釜を風呂桶に取り付ければ完成だが、その作業はこちらもできたてのあらたな風呂場の中で行うことに。卵形の浴槽に釜を取り付けるのは桶の狭まっている方。達也が思い切って側面に穴を空け、そこにすっぽりと鉄砲釜をはめる。わずかな隙間にはお馴染みの水に強い杉皮をしっかり詰め、取り付け完了!そしてこれを以って約半年がかりの作業の末、鉄砲釜は無事完成となった!!排水用の穴を開け、栓を付けたら早速水入れ。さらに釜にも初めての火が入れられた・・・。

水が漏れることもなく鉄砲釜は順調に水を温め、DASH村は喜びの湯煙に包まれた。約40分で無事の湯加減となり、初入浴は今回もこの男!
城島「うぁ〜気持ちええ・・・」
達也「村じゃないみたいだね」

苦労の末に完成した新たな風呂で、その喜びをかみ締める2人。しかし、初入浴が喜びだけではない複雑な者もいた・・・。