しかし、普通のものよりも少しこぶりに見えるこのトマト。話を伺うと、海が近く潮風の吹きつけるこの一帯は、土の多くに塩類とミネラルが含まれており、それを吸収して育ったトマトは非常に甘くなるのだという。
そこで実際に糖度計で計ってみると、その数値は9度。DASH村でも栽培している一般的な品種とのことだが、その甘さは果物にも匹敵するものだった。

甘さ一杯のトマトを、さらにお腹いっぱい食べた2人は、高知市を通過し南国市へ。
すると、昔懐かしい紙芝居屋さんのように、自転車の後ろに木箱を載せて走るおじさんを発見。
気になった2人が声を掛けると、なんとその箱の中に入っているのは、尾長鶏と呼ばれる鳥なのだという。

さらに話を聞くとちょうど飼育している家に戻るとのことなので、着いていくことに。
だが、お邪魔させてもらうのに申し訳ないと、おじさんにはだん吉に乗車してもらい、自転車達也がこいでおじさん宅を目指す。
達也、根性の自転車漕ぎでおじさん宅に辿り着くと、さっそくお庭で尾長鶏を見せていただく。