 |
苗を生長させるには、日照時間以上に温度管理が必要。
そこで試みたのは、『ふくみらい』のハウスづくり。これで足りない温度を補えれば・・・
その1週間後、すくすく生長し10cmも伸びた『ふくみらい』は、男米の生長に追いついた。これで一安心、出穂を無事迎えられそう・・・
しかし数日後、生長の進んだ男米が予定よりも早く出穂を迎えてしまった。
これでは時期が合わず、交配がうまくいかなくなってしまう・・・ |
 |
そこで考えた方法は、ため池脇のハウスへ、株の状態で移動させること。
そうすることによって変化した環境に男米はストレスを感じて、出穂時期を遅らせるというが、果たしてうまくいくのか?
行方を見守ること5日。ようやく『ふくみらい』が出穂を迎えた。
これで受粉作業の準備が整った! |
 |
いよいよ交配を迎えた新男米づくり。
稲の花が咲くのは午前中の僅か数時間のみというので、急ぎつつ慎重に作業を進める。
はじめに温湯除雄法という方法のもと、43度のお湯に出穂している穂ごと7分漬け込む。これで、男米の雄しべだけが死に、雌しべが生き残る。 |
|
|