一方、城島は茨城県境町で見せてもらった資料を手掛かりに、矮鶏の産地として有名な茨城県古河市を訪れ、養鶏所にて江戸からの伝統の卵を分けていただくことに。
古くからその血が守られてきた碁石矮鶏の卵の大きさは通常の卵に比べ半分程であるが、弾力があり、指で摘まんでも形が崩れない程。

一方、旧東海道を西へゆく長瀬と荒俣さんは、江戸の頃は漁師村だった神奈川・生麦を訪れていた。
漁師さんの船へ乗せてもらい、生麦の名産であった「金川なまこ」を求め出漁。
ベイブリッジを眺めながらの漁であったが、網にかかったのは大量のヒトデ。
しかし、よく見てみると、ヒトデの中にも、ナマコがちらほら。
黒船で来航した際、ペリーも食したというそのナマコを手に入れた2人は大満足。

しじみに続き、更なる食材の獲得に燃える太一と松岡は、足立区舎人へ。
そこで、千住の水菜を育てる農家のもとを訪ね、その水菜を収穫させていただくことに。
江戸から伝わる、今が旬の野菜を手にいれ、また一歩、弁当の完成へ近づく。