そして、袋の中の赤ちゃんに心地よく寝てもらうため、実際のワラビーの母親を観察する。
太一「ああいう感じなんだ、姿勢は。」
と、先輩ママから学び、その姿勢を実践。
ワラビーのママのように前かがみになり、心地よい揺れを意識する。
おかげで、赤ちゃんは大分、まどろんできた。
「あとは暖かさかな」と、母親ワラビーの袋の温度(約37度)に近づけるため室内へ。

室内へと移動するも、すっかり目覚めてしまった赤ちゃん。
しかし、太一は諦めず、絶えず真心込めて、赤ちゃんを撫で続ける。
すると、太一の愛情が伝わったか、次第にまぶた、落ち始め、指をしゃぶって、寝る寸前の様子。
そして、ついに。
太一「寝た・・・!」
赤ちゃんワラビーの可愛い寝顔に、太一の心も幸せな気分で一杯になった。

一方、今だ子グマに振り回されている城島は、クマの巣穴に近しい環境であれば、きっと寝てくれると、ダンボールと落ち葉に見立てた新聞紙で試みるも・・・。
寝る様子なし。
城島「ちょっと明るいのかなぁ?」
と、手作り巣穴の入り口をダンボールでふさぎ、外光が中に差し込まぬようにひと工夫。