そして、村では鯉のぼりが揚がる頃。
ハウスの土を確認したところ、ハウスの土は「黒土」と呼ばれるもので、パイナップルの栽培に適していないとのこと。
パイナップルやマンゴーを栽培するには、PH4〜6の酸性の土でないと成長しない。
そこで、村内で酸性の土を探してみることにした。
「ハウス内の土」「里山の斜面」の2ヵ所の土を採取し、土壌PH測定器で測ってみる。
その色の差は歴然で、斜面の土が「酸性土壌」、ハウス内の土は「弱アルカリ性」だった。

そこで、パイナップルとマンゴーの場所は、斜面の赤土に入れ替えることに。
しっかり根がはっても大丈夫なように深さ50cmまで掘り、ハウス内の黒土を掘り出し、そこに牧草地横の赤土を入れた。
太一「こうやって入れると分かるんだよね、どんだけ赤いか」
黒土と赤土のを見て、驚く太一。

そして、早速パイナップルの定植に取りかかる。
見る限りは根が張っているようには見えない6つのパイナップルの苗。
太一「育つのかなぁ〜」
と不安がる太一。うまく行けば来年夏くらいには収穫出来る。
はたして、村の環境でうまく育つのか?