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夏も終わりに近づく9月、石灰の対策のおかげで心配された虫食いの影響も見られず、エゴマの葉や枝は大きく生長していた。
そして、その大きく育った枝の先には「花穂」と呼ばれる花が次々と咲いていた。花穂は稲などと同様に、花が咲いた後に実となる部分。
そして花が咲き終わった頃、実の生長具合を確かめる為、松岡が一口食べてみる。
松岡「あー良い香りだね!」
エゴマの実は順調に成長している様子。 |
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秋も深まる10月、村の田も黄金色に変わり始めた頃。
育ててきたエゴマの畑も田と同じく黄金色に変わっており、収穫の頃合といったところ。
そこで、早速刈り取りを開始する。
稲の要領でエゴマを刈り取っていき、それをまとめて、最後に鳥に実を食べられないようにネットにかけていく。 |
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10月下旬、一週間、乾燥させていたエゴマの葉は茶色く乾燥し、実をほぐしてみると、若干ではあるが油が。
十分に乾燥したエゴマの実を、ゴミを落とすために脱穀をしていく。
安部「あー落ちた」
と初挑戦で慣れない手つきの安部だったが、繰り返し作業を行い大量のエゴマの実を収穫することに成功した。
次に更に細かい土やホコリを取り除くために桶を使い、水洗いをする。
水洗いの作業を繰り返し、きれいになったら縁側のゴザの上で天日干しにする。 |
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