 |
乾燥を待つ間、棟梁・達也はエゴマの油を搾るための、搾油機づくりに取り掛かる。
搾油機は、クサビを打つと圧力がフタにかかり油を搾り出せる仕組みで、江戸時代から昭和20年代くらいまで使用されていた。
まずはエゴマを入れるための丸い穴をコツコツと掘り下げていき、そして底に油を通すための小さい溝をつける。そしてクサビの代わりとなる万力を付け、完成。
果たしてエゴマから、うまく油は搾れるか!? |
 |
5日後、エゴマはカラカラに乾いた状態になっていたので、いよいよ油搾りを開始する。
まずは乾燥させたエゴマの実を炒る。こうすることで生の状態で搾るより油が出やすくなるという。
そして、次に達也が作った油搾り機でエゴマを搾ろうと圧力をかけていくが、油はなかなか出てこない。 |
 |
そこで一度、万力で圧力を掛けていた丸太を取り、中を確認してみると…
城島「出てるやん!染みてる」
と少しではあるが、油が染み出しているのが確認された。
あと一息だと、さらに搾りやすくするため、エゴマをすり鉢ですりつぶして再挑戦。
達也「あー出た出た」
と少しではあるが搾り機から油が滴り、念願のエゴマ油の抽出に成功した。 |
|
|