一方、長瀬はアイヌ民族に伝わるオオウバユリという植物を使った、スタミナ料理を探しに白老町に来ていた。
アイヌ民族とは日本の先住民族。独自の言語を持ち(アイヌ語を話し)、自然の恵みを大切にした暮らしを営んできた。
そのアイヌの方の協力のもとオオウバユリを採取した長瀬は、アイヌの方と一緒にスタミナ料理づくりに。
オオウバユリをすりつぶし団子状にしたものを鍋に入れていく。
ネギ、にんじん、乾燥したギョウジャニンニクも入れて煮込んだオオウバユリの団子汁。アイヌ語で「トゥレプ」と呼ばれるオオウバユリは、昔から下痢止めや産後の回復食などの薬用効果があるとされ重宝されていた。
長瀬「あーおいしい!ドロドロしてますね!」

一方、達也は夕暮れの上海陽澄湖へ。狙うは日本でも有名な上海蟹!
陽澄湖の上海蟹漁師さんがこれから蟹を獲りに行くということで、一緒に同行させてもらう。果たして、上海蟹を食することはできるか!?

こちらは北海道の長瀬は、日も暮れた頃、「体が温まる、お酒の鍋」があると聞き、北海道 栗山町へ。
酒屋さんに聞くと、その料理は泡汁というものだとのこと。
酒屋さんに教えていただいた酒造を訪ね、泡汁の素となる、酒のもろみから出る泡を見せてもらう。
この泡はもろみが発酵するときに生まれる炭酸ガスの固まりで、アミノ酸などが多く含まれていて栄養価も高い。