「一応生でも食べれるって言ってたんで」
と、安部、切り落としたバナナの花の味を確認するも、
「苦いよ」
やはりどうしてもそのままでは食べることができないが、原産地では灰汁抜きをして食されることも。

一方の吸芽も世代交代の準備を進め、この時点で吸芽の葉は10枚になっていた。
実も栄養を吸収し、実全体が膨らみきった。
2か月で1.5倍の膨らみ。あとは色がつくのを待つのみとなった。
「これもう甘いのかな?」

ということで、黄色づく前の少々の下見。
まずは生で頂くが、実はまだ固く、見た目はパサパサ。お味は、かなりの渋味。
そこで、熱を加えて蒸しバナナを試してみることに。