そこで2007年。新たに挑んだ、いもち病に強い米作り。
味は良いがいもち病に弱い米、男米といもち病に強い米、ふくみらいを掛け合わせて村独自の新男米を作る。
品種改良元年は僅か787粒の実りだったが、翌、2008年には飛躍的な増量。
しかし、食べるには量が足りず。更なる収穫を期待し来年の種にすることに。
3年越しの思いが詰まった新男米、味わうことが出来るか!?

そしてやって来た2009年、春。
城島「今年は倍以上に増やしたいね」
まずは、去年収穫した種もみをふるいに掛ける塩水選。
種もみを塩水に浸けることにより、底に沈む実の詰まった物と表面に浮かぶ実入りの少ない物を選別する作業だ。昨年は半々の浮き沈み率だったが…果たして!?

早速、種もみを塩水に流し込んでいく。
城島「結構な量沈んでるわ」
なんと、半分以上が底に向かって一直線に沈んでいく。
こうして、選別された実がたっぷり詰まった種もみが約1000粒。