出穂に向けて大事なこの時期、念には念を入れ、即効性のあるエゴマを使った液肥で稲を丈夫に育てる作戦。出穂前の稲は大量の水を必要とするため、田んぼに水を流し込みながら液肥を投入すると田んぼ全体に。
順調に育つ新男米。しかし梅雨に入ってから日照不足と長雨にいもち病のきざしも。

いもち病もひとまず安心、力強く迎えた新男米の出穂。
あとは、たっぷりと日を浴びて、実が詰まるのを待つばかり。

一方その頃、村役場にて二人の男が密談中。
城島「早いな、明雄さんも80歳!?」
達也「早いねー」

長年村でお世話になっている明雄さんも今年で80歳。
80歳の傘寿の祝いに何か贈り物をと考えていたのだった。
明雄さんの喜びそうなものと言えば…。