早速達也も挑戦することに。
達也「結構固いな」
漆の幹の硬さに少しもたついたが、漆の樹液を採取する達也。
一方、安部は…
秋葉さん「もっと急いで!」
安部「はい、すいません!」

せっかくの樹液をこぼしてしまった。ひとかきでせいぜい1ml。目標は300gほど。
貴重なひとしずくを落とさないように、作業は手早く行うことが肝心。

徐々に慣れてきた達也。
コツコツ2日がかりで溜めた漆の樹液は350g。
箸を塗るのは少量の漆で間に合うが、精製の過程で量が減るため沢山の樹液が必要になってくる。

お次は、集めた漆を精製する工程。
まずはナヤシと呼ばれる、漆をかき混ぜて成分を均一にする作業。ナヤシを行うことで漆液がなめらかになり、塗る時に奇麗に伸びる。