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達也「ひとあた半か」
親指と人差し指の先端を結んだ長さを「ひとあた」といい、その1.5倍「ひとあた半」の長さが使いやすい箸の長さと言われている。
そこで、明雄さんに悟られないように手の長さを測らねば。 |
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決行は種まきの時、さりげなく城島が採寸する作戦。苗に名札を挿すなんてことない作業を行う明雄さん。すると…
城島「うまいなぁ、やりますねこの手!」
その流れで手を取り、長さを計ってみるとひとあた16cm。
少々強引だったが、明雄さんに最適な箸の長さは24cmと判明した。明雄さんにもバレていない様子。 |
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あとは、明雄さんのひとあた半に箸を加工する。
適度な大きさに切った角材を、箸の先端部分は3mm、天井部分は6〜7mmに削っていく。
太一「腕がパンパンだよー」
音を上げる太一を尻目に、黙々と作業を続ける達也。
徐々に細く、平らになり、最後はヤスリをかけて完成。
明雄さんと自分たちの分、合わせて7膳の箸を作った。
まだまだ塗り箸作りは始まったばかり、明雄さんに喜んでもらうため、男たちの挑戦は続く。 |
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