城島はカヌーに乗ったまま、沈んでしまった座礁船の上を通過。
そして、達也はシュノーケルをつけて、海の中へ!
66年の時を経たその姿に達也も感激。
昔の甲板部分だったあたりは、今では朽ちてしまっていたが、ハナサキサンゴとシラナミガイが。
他にもエンジンルームのあった機関部や隙間などを好んで生活するロクセンスズメダイの姿。
海面に顔を出した達也は、
達也「すげえ、魚の隠れ家みたい」
一方、城島も珍しく、浮き輪をつけて海の上へ。
水中メガネで沈没船を眺めていると、そんな城島の足を引っ張るのは、達也だった。
城島「止めれ!止めれ!」
そんな戯れも楽しい、父島の旅。
まだまだ先は長い。

カヌー、そして沈没船探索を満喫した2人は、再びだん吉で走り出す。
海から徐々に離れていく道のりだが、2人には楽しみにしていたものが…。
達也「コーヒーやってるかな?」
それは、昨日瀬掘さんから教えていただいた、小笠原のコーヒー。
道を走って行くと、コーヒーと書かれた看板を発見、だん吉を降りて、早速それらしい農場へ向かうことに。

背丈ほどの木々が並ぶその横を歩いていると、なにやら作業をしている人が。
達也「これ、コーヒーですか?」
その方は農家の野瀬さん。
木になっている赤い実の種、それこそがコーヒーになるという。別名はコーヒーチェリーとも。
実は生でも食べられるということで、達也が早速食べてみると…
達也「甘い」
そして、残った種を見ると、色は白いが確かに形はコーヒー豆だった。