砂浜を後にした2人は、さらに島を進もうと海沿いを走るものの、その先は行き止まり。
引き返そうとした瞬間、城島が発見したのは鳥だった。
城島「固有種?」
残念ながら、その鳥はチュウシャクシギという春と秋に日本全国でよく見られる渡り鳥だった。
城島「母島にしかいない固有種が見たいね」
そんな期待を抱きつつ、鮫が崎を折り返す。

達也「なにはともあれ回ってみよう」
再び、先ほど通過した漁港に戻ってくるも、相変わらず気になる城島。
城島「なにが獲れるんやろ」
そこに一艘の船が戻ってくる。漁師さんに話を伺ってみると、エビが獲れたということで、漁獲されたエビを見せてもらうと…。
2人「でか!!」

2人が驚いたその大きなエビは、2kgを超えるアカイセエビという巨大エビ
2005年に島の固有種に認定された、日本では7番目の新種のイセエビ。最大のもので体長1m、重さは5kgを超える。
9月から5月に、縦横60cm、高さ120cmのエビカゴを水深30〜40mに仕掛けて漁獲する。