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これは、有益な情報が期待できると伝統のおやつをご存じないか聞いてみる事に。
達也「地元で食べられている伝統のおやつを探してるんですけど?」
圓翔さん「福岡で一番古いお菓子屋の松屋さんが鶏卵素麺というお菓子を作っています」
達也「鶏卵素麺?おやつですよね?」
圓翔さんに頂いた情報を基に、福岡にある松屋にやって来た達也。
こちらの松屋は、江戸時代に創業された、300年以上の歴史をもつ、福岡で一番歴史がある和菓子屋。
そして、鶏卵素麺とは創業当時から作られている物らしい。果たして、一体どんなおやつなのか? |
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早速、中の作業場にお邪魔して拝見させて頂く。
達也「うーん、黄身だけを使うと」
素麺部主任・久末さんに教わりながら、鶏卵素麺作りを体験させてもらう。
まず、鶏卵素麺を作るには、卵300個分の黄身を布でこす。
達也「これで、なめらかになる。」
そして、次に用意するのは、
久末さん「これは、糖蜜です」
砂糖と水で作られた沸騰した糖蜜。
そこに、穴が2つあいたステンレス製の容器に先程の卵液を回しながら入れると…
達也「固まってる、これが素麺ってことか」
卵液が沸騰した糖蜜の中で素麺状に固まっていく。それを久末さんはこの道13年の見事な手さばきですくい上げる。
その色、形はまるで、
達也「すげー、卵麺じゃん!」 |
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早速、達也も挑戦してみる。
達也「回しながら、入れたらいいんですよね」
久末さんと同じように、卵液を沸騰した糖蜜へ回しながら入れていく。
次に、固まった鶏卵素麺を鍋から取りだすのだが、
達也「どんどんグチャグチャニなる、降参です」
最後は久末さんに手伝ってもらい、鶏卵素麺の完成!
果たしてそのお味は?
達也「甘くて美味しい、素麺食べてる感じだわ」
鶏卵素麺はポルトガルから砂糖が運ばれたときに一緒に伝わったと言われるものだそう。
見事、江戸時代から伝わる、和洋折衷の伝統おやつを堪能する事が出来た! |
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